7日午後3時30分、台風16号KROSAが蒼南県霞関鎮近くの、浙江省と福建省の境目に上陸した。その最大風力は33メートル/秒(12級)。
昨日午後5時、台風は強い熱帯暴風雨となった。暴風雨の中心は今後引き続き北西やや西方向に向かい、浙江省の沿海を通過し、今日北上すると予測されている。
史上、10月を過ぎて浙江省に影響を及ぼした台風は少なく、上陸したものはもっと少ない。浙江省気象局によると、これまでの記録によれば、新中国建設以来、10月になって浙江省に台風が上陸したのは一度しかなく、それは1961年10月4日に三門県に上陸した台風26号である。
さらに、この台風による被害も大きい。7日9時までに、浙江省寧波市では、被災人数は15.5万人、直接的経済損失は5.112億元に達した。中でも、奉化県の被災状況が最も深刻である。
10月7日、浙江省臨海市に水がたまっている道
上海虹橋空港では一部の航行便がキャンセルとなった