「第一回調和家庭ハイレベルフォーラム」が12日に開幕され、広州市の意識調査を行なう社情民意センターの研究員・梁幸枝さんが「広州市民の家庭、婚姻、愛情の価値観念の変遷に対する分析(1999-2007年)」の調査レポートを公開した。信息時報が伝えた。
調査によると、男性にとって「婚姻」と「事業の成功」の重要度は基本的にどちらも同様なものであるが、「愛情」と「仕事の成功」を比べると、「事業の成功」の方が重要視されている。また「愛情」と「金銭」を比べると、1997年にはどちらも同様に重要視しているが、1997年以降は、「金銭」が「愛情」を少し上回っており、近年まで基本的に同じように取り扱われる結果になっている。
昔から多くの女性調査対象者にとって「金銭」の重要度は「愛情」を上回っている。「愛情」と「事業の成功」の重要度については、2006年までは前者がずっと後者を上回っていたが、2007年には少し変化が現れ、「事業の成功」を重要とする比率が、「愛情」を少し上回り始めている。
専門家は、これらの価値観の変遷は、現代女性がますます自立していることを反映しており、事業に対する重要度も今後ますます高くなっていくだろう、と指摘している。
「人民網日本語版」2007年11月13日 |