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中国:ネットユーザの2割がオンライン銀行利用者
発信時間: 2007-11-13 | チャイナネット

今年の上半期以降、中国のインターネットユーザは1分刻みに約100人が新しく増加している。ネットユーザの5分の1がオンライン銀行の利用を始め、オンライン株取引を行い、4分の1強がオンラインでショッピングをするなど、電子商取引は中国人の生活にまさに浸透しつつある。「中国青年報」が伝えた。

中国は情報通信業の発展スピードが世界で最も速い国家の一つとされる。情報産業部の第11次五カ年計画(2006~2010年、「十一五」)によると、2010年までに中国のネットユーザ数は2億人(普及率15%)に達する見通しで、年平均成長率は8%と予測される。

商務部の概算統計によると、中国電子商取引の2005年取引額は前年比50%増の7400億元に達し、今年には1兆3千億元を突破する見通しという。2004年の時点で400社だった中国のネットショッピング業者の数は現在、3000万社を上回った。また、オンライン取引額も増え続けており、企業向けネットワーク業者による取引額の割合は、2005年の9.85%から現在の16.62%に増えた。

インターネット情報センターの統計データによると、中国のネットユーザ総数は、今年上半期の時点で1億6200万人に達し、この半年間の増加量は昨年通年の増加量に迫った。インターネット普及率も12.3%に達した。ブロードバンドユーザは1億2200万人、携帯電話を利用したネットユーザは昨年比3.6倍の4430万人に達した。

B2C(企業・一般消費者間取引)を見ると、2005年の中国B2C電子商取引市場規模は41億3千万元。2006年にオンラインショッピングを利用した北京・上海・広州市民は400万人以上に上り、うち「淘宝網」の利用経験者は約290万人、「易趣網」は約90万人、「拍拍網」は約30万人だった。「当当網」利用経験者は、「易趣網」とほぼ同じ約90万人、「卓越網」の利用経験者は約80万人。

C2C(消費者間取引)では、「淘宝網」が国内オンライン個人取引市場シェアの半分を独占、国内大型百貨店の売り場で販売されている商品数の10倍を取扱っている。「淘宝網」の取引高は今年第1四半期(1~3月)、10億2千万元に達した。この数字は、北京の某有名百貨店の年商の3倍以上、カルフール(家楽福)4店舗の総額、中国ウォルマート6店舗の総額に相当する。

電子商取引の発展に伴い、電子支払、ビジネスソフト、中間プロバイダ、教育・トレーニング、ネットコミュニティなど各分野の発展も次第に成熟している。中国の第3者オンライン支払プラットフォームの2007年市場規模は215億元、2008年電子支払取引規模は1000億元を突破すると中国の代表的IT産業調査機関・賽迪顧問(CCIDコンサルティング)は予測している。電子支払の発展は多様化の傾向を呈しており、移動端末による支払および電話による支払シェアは、2010年までにさらに拡大する見通し。

「人民網日本語版」2007年11月13日

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