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中国衛生部:エイズ感染者の入国規制を撤廃へ
発信時間: 2007-11-13 | チャイナネット

衛生部の毛群安報道官は12日に行われた定例記者会見で、エイズの感染経路に対する認識が高まったことで、エイズ感染者の入国規制に関する現行法規の改正に着手したことを発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

毛群安氏によると中国ではエイズに対する認識を段階ごとに深めており、最初の段階ではエイズの感染経路がはっきりしなかったため伝染病の予防としてエイズ感染者の入国を規制していた。エイズの伝染や感染者の環境に対する危害を検討した結果、今回エイズ感染者の入国規制を改正することになった。

社会的に注目を集めている中国のエイズ発症状況については、衛生部門が調査を強化したことで各地から報告されるエイズ感染者の数は過去よりも増加しているが、これはエイズの感染状況が深刻化しているわけではないとした。

「人民網日本語版」2007年11月13日

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