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広州の人たちの価値観、愛情や物質的享受はラストに |
発信時間: 2007-11-30 | チャイナネット |
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広州市社情民意センターの最新の調査によると、「健康」「家庭と社会の調和」が市民に幅広く受け入れられる価値観となり、意外なことに、結婚や物質的享受は広州市民の価値観傾向ではラストとなっていることが明らかにされた。 この「市民個人の価値観についての調査」は今年9月に行われたものであり、広州市の越秀、ライ湾、白雲、海珠、天河、黄埔など6つの区の1006人の異なった年齢、職業、所得の市民の家庭に入り、市民にインタビューしたデータからのものである。 調査によると、ここ数年、広州市民の価値観は安定しており、「健康」「家族」「社会の調和」「自由」「国の豊かさ」などの指標が選ばれる比率がいずれも9割を超え、それらが広州市民の間で広く受け入れられていることが分かった。 「健康」の比率は94.8%に達し、1990年らい、「健康」は18年間続けて市民の価値観の中でトップに置かれている。 「家族」という比率は92.5%に達し、1994年らい14年間連続2位となっている。このことから、広州の人たちは家族という個人にとって最も基本的な社会関係を大切にしていることが明らかになった。伝統的な家庭倫理観の色合いが濃厚で、広州の人たちの価値観の中核をなすものの一つといえる。 意味深長なことは、家族と関係のある「結婚」「愛情」という指標の順位はここ数年変わってきている。「結婚」の指標は3年前から広州の人たちの価値観の中での順位は後半の方に置かれるようになった。「愛情」という感情の指標は、20世紀90年代初期の4、5位からここ二年間で後ろから2番目となった。 一方、「社会の調和」という指標は市民たちに広く認められ、その比率は9割以上で、「自由」はそれに次いで、4位となった。それに対して、「物質的享受」の比率は52.7%で、広州の人たちの価値観では最後に置かれていることが分かった。 「チャイナネット」2007年11月30日 |
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