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一般人より悪い企業経営者層の健康状態
発信時間: 2007-11-29 | チャイナネット

28日に発表された「2006~2007年中国企業家健康状況報告」において、大陸部企業経営者層のうち約半数は頸椎症、肥満、高コレステロール症、胃腸疾患を患っており、健康状態が一般成人の平均レベルより低いことが明らかとなった。「中国新聞網」が伝えた。

同報告は中国企業家健康工程、中国医師協会医師健康管理・医師健康保険専業委員会、中国医院協会医療技術応用管理専業委員会が共同で発表。国内最大の健康診断系列機関・慈銘健康体検管理集団が収集したデータ分析結果にもとづき、企業経営者層で完全に健康な人はほぼ皆無という結果が示されている。

同報告によると、北京、上海、広州など各都市の健康診断機関13カ所が昨年4月から今年7月の間に企業経営者427人に対して行った検査をまとめたところ、男性の65%が肥満症、61.7%が頸椎症、50.4%が高コレステロール症・脂肪肝、48.8%が胃・十二指腸疾患を患い、3分の1以上に心電図異常が見られた。女性経営者が脊椎疾患や甲状腺異常を患う割合は男性より高かった。

経営者層の上述の疾病羅漢率は、全国30歳以上の一般成人より2倍以上高く、全国人口の平均発病率を上回っており、一般の人との健康状態の差が顕著に拡大していると専門家は指摘している。

「人民網日本語版」2007年11月29日

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