カナダ統計局が発表した統計レポートによると、2001年から2006年にかけて、カナダへ移民した者の数は75年らい最多となった。5人のカナダ人のうち、一人は外国で生まれた計算となる。五年で、110万人の新移民がカナダに移住し、アジアとヨーロッパからの移民がそれぞれ総移民数の58%と16%を占めている。その中で、中国からの移民数が最も多く、14%を占めている。インドは二位で11.6%。フィリピンとパキスタンは三位と四位である。
このレポートによると、中国語は依然として英語とフランス語に次いでカナダの第三言語である。カナダで今、中国語を母語としている人口は1034000人で、カナダの総人口の3.3%を占めている。
カナダ統計局の責任者は「カナダでは、外国で生まれた人口の比例は1931年に22.2%に達したが、その後、経済不況及び第二回世界大戦のせいで下落したが、1951年には上昇し始めた。当面、カナダにおける外国生まれの人口比率はオーストラリアに次いで、アメリカのそれよりも高い。
カナダ研究協会のスポークスマンによると、移民数の増加はカナダにとっていいニュースである。新世代の移民は若い者でハイレベルな教育を受け、カナダの高齢化問題を解決する重要な道である。このレポートによると、カナダの移民の半分以上はオンタリオ州に住居し、ブリティッシュ・コロンビア州やケベック州を選んだ移民も数多く、特にトロント、バンクーバー、モントリオールへ移住した移民数は最も多い(86%)。
「チャイナネット」 2007年12月17日
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