2008年は中国の自家用車の消費ピーク6年目に当たる見込みだ。新車は3年から5年で買い換えられるケースが多いため、02~05年に購入された車が今年大量に買い換えられ、中古車市場に空前絶後のチャンスが訪れることが予想される。今年の自動車消費では、この「買い換え」が最も重要なキーワードになるとみられる。「北京晨報」が伝えた。
先進国の自動車消費状況をみると、新車は3年で買い換えの時期に入るが、中国は現在、自動車消費の発展期にあり、初めて買った車に乗っている人が多く、その場合は買い換え寿命はもう少し延びて、3~5年になるものとみられる。02~03年に自家用車ブームが起こったことを踏まえると、今年が買い換えのピークになると予想される。
自家用車保有台数は02年の969万台から、05年は1852万台に跳ね上がり、06年には2333万台に達し、4年間の増加率は25%を超えた。02~06年に購入された約1千万台の大部分が、今年中古車市場に回るものと見込まれる。
ある専門家よると、ここ2年間、国内の自動車ブランドのモデルチェンジや新車登場のペースがますます速まっている。このため青年~中年層を中心とするマイカー族は、タイミングよい買い換えの必要に迫られている。
「人民網日本語版」2008年1月23日
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