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チベットカモシカ、鉄道の特別通路を順調に利用
発信時間: 2008-01-23 | チャイナネット

西北絶滅危険動物研究所は昨年8月24日、国家林業局野生動植物保護司などの協力を得て、チベットカモシカの移動習慣を探ることなどを目的とした科学研究プロジェクト「青海―チベット鉄道運行期の野生動物専用通路に対する観測と評価」を始動した。「西海都市報」が伝えた。

同研究所の呉暁民・所長が21日に明らかにしたところによると、プロジェクトを開始してからの5カ月間、衛星による追跡システムは正常なデータを示しており、集中観測中の2匹のチベットカモシカとその群れは、さまざまなルートで移動し、すでに越冬地での活動を始めている。鉄道によって野生動物の移動を妨げることのないように設けられた特別通路の通行も順調で、最初はおびえを示していたチベットカモシカも徐々にその存在に慣れ、通路の前に集まって群れを作りさまよう時間も少なくなり、数分から数十分の間に通過を終わらせることができるようになった。プロジェクトは2010年に完了する予定。

「人民網日本語版」2008年1月23日

 

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