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チベット文化財、再度の保護を浴びる
発信時間: 2008-01-10 | チャイナネット

チベット自治区文物局によると、5年を期間とする第3回全国文化財調査が今年から始まる。チベット地域の前期準備はすでに完成し、調査作業は3月から自治区内の7都市で行われる。ポタラ宮、ロブリンカ、サキャ寺の三大重点文化財修繕プロジェクトは年内に完成し、投資総額は3億3000万元。貝多羅葉(バイタラヨウ)に書かれた、古梵語の貝葉経426部の整理作業が終わり、約4300枚が登録保存された。

今回の全国文物調査は長期間にわたっり、チベット自治区の広い範囲で全面的に調査が行われる。

世界でも珍しい貝葉経は、仏教の前代賢者が鉄の筆でタラ樹の葉に書き込んだ古梵語の仏経典。寒冷で乾燥した気候と敬虔な仏教徒のお陰で、チベット自治区には最も多くの貝葉経が良い状態で残されている。現在、全世界には貝葉経が約1000部あるが、その60%から80%がチベットに保存されている。

ポタラ宮、ロブリンカ、チベット博物館所存の貝葉経はすでに登録保存され、ラサ市の那林扎(ナリンザ)寺にある14部の貝葉経も登録された。ロカ地区の雅礱歴史博物館所蔵の11部の貝葉経の整理登録と、他の寺院が所有する貝葉経の調査は、現在、実施されている。

「チャイナネット」2008/01/10

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