西蔵（チベット）自治区への旅行者は今年、去年より延べ151万人増加し、約60％増となる402万人に達する見込みだ。チベットでは観光産業が今、大きな発展をみせている。「新華網」が伝えた。

  チベット全体の観光収入は今年、前年比73.3％増となる48億元にのぼり、また1億3200万ドルの外貨を稼ぎ出した。星つきのホテルは88カ所に増え、ベッド数は5万床近くとなり、旅行社は56社に増えた。青海省とチベットを結ぶ青蔵鉄路の開通や林芝（ニンティ）空港の使用開始などに伴い、観光業発展を阻んできた交通のボトルネックが徐々に解除されて、チベットの観光業は大きく発展し始めている。

  「人民網日本語版」2007年12月19日