中国空軍は2005年、全国12の省から志願した20万人の高校卒業生の中から、8回目になる女性パイロット35人を募集した。2007年12月27日、その中の29人はハルビンの空軍飛行学院に移り、半年にわたる初級飛行訓練を受けたあと、2月19日、初めて実際の飛行訓練を行った。
列を成して会場に入る第8回の女性パイロット(2月19日撮影)
彼女たちが担当する任務は、従来の航空輸送から航空警備、航空給油などに拡大しており、中国女性宇宙飛行士の選抜と育成も考慮されている。
飛行前に女性パイロットに説明を行なっている教官(2月19日撮影)
1951年から中国空軍は、300人以上の女性パイロットを養成してきた。歴代の女性パイロットは、プロペラ機からジェット大型輸送機まで8種類の飛行を行い、その累計飛行時間は110万時間以上。彼女たちは特別機の飛行や航空探査、テスト飛行などの任務を果たしている。
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