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小中高生の睡眠時間、国の標準に達さず
発信時間: 2008-02-27 | チャイナネット

全国婦女聯合会は27日午前、全国の未成年者の家庭教育状況を調べたサンプル調査の結果報告会を北京で行った。「新華網」が伝えた。

全国婦聯の児童工作部の鄧麗部長によると、サンプル調査では、学齢児童の睡眠時間が国の定めた標準睡眠時間(小学生10時間、中学生9時間、高校生8時間)にいずれも達していないことがわかった。また3分の2の児童は昼寝の習慣や環境がない。睡眠不足は身体の発育を制限してしまう可能性があるため、保護者は注意が必要だ。

調査によると、95%以上の生徒が放課後、一定の時間を使って学校から出た宿題をやらなければならない。70%近い生徒は、さらに保護者の与えた課外の宿題をやらなければならない。30%以上の生徒が補習クラスに通っており、20%が趣味や特技を伸ばすクラスに通っている。「一番の悩みは勉強しなければいけないというプレッシャー」という小中高生は都市で53.4%、農村で53.8%だった。

「人民網日本語版」2008年2月27日

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