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重慶市 建築業の出稼ぎ労働者がICカードで出退勤管理
発信時間: 2008-04-01 | チャイナネット

重慶市の一部の区県では4月から建築業の出稼ぎ労働者の「平安カード」管理制度を試行する。労働者は出退勤時にICカードをカードリーダーに通さないと作業現場に入ることができなくなる。重慶市で開催されている重慶建築管理業務会で明らかにされた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

「平安カード」とは建築業界の出稼ぎ労働者の基本情報や安全審査、職業上の技能、労働契約、賃金、保険、出退勤、奨励といった情報を記録したICカードのことだ。「平安カード」管理制度はトレーニング、審査、カード発行、動態管理の4部分から構成される。「平安カード」管理制度は建築現場の管理効率を向上させ、建築施工の安全を確保するだけでなく、出稼ぎ労働者の合法的な利益を保障する上でも役立つ。「平安カード」の普及後は労働者の出勤日数が実情に基づいて記録される。

重慶市建設委員会の叢鋼副主任によると、4月から重慶市はまず一部の区県で建築業の出稼ぎ労働者の「平安カード」管理制度を試行し、テストの完了を待って来年には市全体に普及させる予定だ。

「人民網日本語版」2008年4月1日

 

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