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香港 インフルエンザ収拾、小学校など再開
発信時間: 2008-04-01 | チャイナネット



  香港で大流行していたインフルエンザがこのほど収拾され、2週間にわたり休校していた香港の全小学校・幼稚園は31日、全て通学・通園を再開した。再開後の香港の小学校および幼稚園は校内・園内の全面消毒、体温測定などの予防措置を積極的に行い、児童の健康確保に努めている。香港行政特別区政府教育局は通達を発布、学校と保護者の綿密な協力の下、インフルエンザ予防措置を継続するよう呼びかけている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

  香港普通語研究学習科学技術創意小学校の唐佩慈校長によると、今回の休校措置は2週間にわたったが、ちょうど春休み期間であったこと、また週末の休みを加えると、実質的な休校日数は3日にすぎなかったため、今回の休校措置が授業の進度にもたらす影響はそれほどでもないという。3日分の遅れは夏休み期間中に取り戻したいという。

  今月上旬、香港では一部の学校でインフルエンザが発生、3人の児童の死亡が確認された。インフルエンザの流行を防止すべく、香港特別行政区政府は12日、香港の全小学校・幼稚園の2週間にわたる休校・休園措置を通達していた。特別行政区政府衛生署衛生保護センターは翌13日よりインフルエンザ予防規制を開始、発症例10件が報告され、既に8人が退院、30日になり新たな感染の報告は皆無となっている。

  写真1:31日、教師らが小学生の両手を消毒、体温計測を行っている。

  写真2:31日、小学生が順番に教室へ入る様子。

  「人民網日本語版」2008年4月1日

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