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「80後」出稼ぎ青年、都市環境への素早い順応
発信時間: 2008-04-01 | チャイナネット

中国青少年研究センターの調査によると、新世代の出稼ぎ青年は、都市生活に溶け込むための手段を多く有しており、都市での生活に素早く順応できている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

都市環境への素早い順応

新世代の出稼ぎ青年の休暇の過ごし方を見ると、「テレビを見る」「ラジオを聴く」などの他、インターネットカフェ、ディスコ、バー、スケートリンク、カラオケなどの娯楽施設などにもよく行く、とあり、彼らが基本的に都市生活に溶け込んでいるのが分かる。調査対象者の62.59%が、インターネットカフェに「よく行く」あるいは「行った事がある」と答えている。インターネットを通じて主に、曲を聴いたり、映画を見たり、ゲームをしたり、チャットをしたり、ネット恋愛などを行なっている。携帯電話の所有率は72.9%にもおよび、通信手段は非常に現代化されている。

中国青年研究センター青年成才研究所の劉俊彦所長の分析によると、新世代の出稼ぎ成年は、年若く、思想も活発で、教育レベルも全体的に高く、最も新しいもの好きな年代である。新たな生活スタイルを身につける黄金期とも言えるだろう。彼らは、都市そのものや都市部での行動規範、文化、価値観を容易に受け入れ、新たな生活スタイルを築き、都市生活と完全に一体化することを望み、それが、都市部との融合を大いに促進することになっている。実際、彼らは積極的に都市生活に溶け込もうとしている。

調査対象の新世代の出稼ぎ青年とは、1980年代生まれ(「80後」)の農村部出身の若者のことを言う。この調査は、中国青少年研究センターが、2006年4月から展開している「中国新世代出稼ぎ青年の発展状況および世代対比」の課題研究の一環であり、北京の建築業、唐山の採掘業、山東の製造業、成都のサービス業で従事する80年代生まれの出稼ぎ青年に対し、サンプリング調査を行ったもの。調査対象は計4673人となっている。

勉学に当てる費用が増加

中国青少年研究センターの調査によると、新世代の出稼ぎ青年の収入のうち、勉学、交際、其の他の将来のために使われる比率が、旧世代の出稼ぎ労働者に比べ、明らかに高くなっている。調査によると、以下の4点の特徴が見られる。家庭に対する責任感が弱まっている傾向は見られない。実家への送金率は、旧世代よりも幾分多くなっている。勉学に当てる費用や交際費用が更に高くなっている。日常生活費を節約してでも、きらびやかなスタイルを求める傾向がある。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

調査のデータや分析によると、新世代の出稼ぎ青年の、業務や文化知識を習得するための費用は、旧世代の出稼ぎ労働者より遥かに多く、彼らの世代性および時代性を表している。時代に従い、各種の新たな思想やハイテクがとどまることなく出現し、彼らが従事している業務も、高い知識や技量、技能が求められるようになっている。客観的に言えば、それが新世代の出稼ぎ青年を勉学に誘う主な原動力となっている。

調査対象の新世代の出稼ぎ青年とは、1980年代生まれ(「80後」)の農村部出身の若者のことを言う。この調査は、中国青少年研究センターが、2006年4月から展開している「中国新世代出稼ぎ青年の発展状況および世代対比」の課題研究の一環であり、北京の建築業、唐山の採掘業、山東の製造業、成都のサービス業で従事する80年代生まれの出稼ぎ青年に対し、サンプリング調査を行ったもの。調査対象は計4673人となっている。

「人民網日本語版」2008年4月1日

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