1985年以降、西蔵（チベット）全自治区の農牧民の寄宿生は、食費・寮費・学習費の面で援助を受けている。西蔵自治区教育庁の宋和平庁長によると、補助金の額は22年前の1人当たり353元から、6回の基準引き上げを経て、昨年は同1450元に達した。
西蔵は教育の発展に過去5年間で82億2000万元を拠出。9年義務教育の基本的な普及、青年・壮年の非識字者一掃という難事業を成し遂げた。都市部では義務教育段階の子どもの授業料と雑費、教科書代を全額免除。真の意味の義務教育を全区の都市と農村に行き渡らせた。この免除政策の恩恵を受けた子どもは5万人近くに上る。
06年には農牧民の住環境改善プロジェクトも始まり、現在までに11万4000戸、57万人余りが新居に転居した。政府は新居建設時の農牧民の負担を軽減するため、これまでに13億元以上を拠出した。
「人民網日本語版」2008年3月28日
|
|
 |
