「世界一周航海に出た初の中国人」といわれるテキ墨さんは10カ月間にわたる無動力帆船による航海の末、3月16日にようやくパナマに到着した。今月1日にはパナマを出航、ハワイを経由し、太平洋を越えて3カ月後には中国に戻る予定だ。
テキ墨さんは中国で初めて単独で無動力帆船を操縦して世界一周に旅立った人物で、2007年1月6日に無動力帆船「日照」号で出航し、廈門(アモイ)や香港で整備を行った後、2007年5月18日に世界一周航海をスタートした。フィリピン、インドネシアを経て、インド洋を渡り南アフリカに到達。さらに大西洋を横断してカリブ地域に到着した。
※テキ墨のテキは「羽」の下に「隹」。
「人民網日本語版」2008年4月3日