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9割の女性博士、「配偶者選びは難しい」(2) |
発信時間: 2008-04-22 | チャイナネット |
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○3割が「夫の給与は8千元以上が条件」 女性博士の夫の職業に関する調査によると、「大学教員または研究者」が約40%、「公務員」が13%、企業トップ層または会社経営」が10%だった。 経済的収入について、女性博士が夫に求める給与額は、「3千―5千元以上」が約40%、「8千元以上」が30%以上、「3千元以下」はわずか7%だった。 夫の学歴条件については、「学部以上」が50%以上、「修士以上」が25%、「博士以上」は14%にとどまった。また、「学歴の条件なし」と答えた人が10%以上いたことは面白い結果となった。女性博士はパートナーの学歴に特にこだわりを持っておらず、自分より低学歴でも気にしない人もいることが明らかになった。 ○最難題は経済的プレッシャー 「信息時報」と某ウェブサイトが共同で実施した女性博士に関する調査において、「経済的なプレッシャー」が、感情や学業面での問題を上回り、女性博士が直面する最大かつ最難関のプレッシャーであることが判明した。 生活上のプレッシャーは、女性博士に普遍的に存在している。生活上でのプレッシャーについて、「きわめて大きい」と感じている女性博士は約50%、「まあまあ大きい」と答えた人も40%に達した。その原因について、「経済的なプレッシャー」と答えた女性博士は40%、「研究上のプレッシャー」は26%、「結婚難」は17%、「家庭問題」は13%だった。 「女性博士の社会的地位」について、「学歴と社会的地位は反比例という悪循環に陥っている」と答えた女性博士は48%、「社会的地位がかなり高く、満足している」のは28%、「専門知識は豊かだが、社会的差別を受けている」と感じている女性博士は24%。 博士女性の8割が、博士課程に進んだ理由として、「大学で教鞭を取りたい」ことを挙げた。どこの大学でも見られる「博士号取得者に限る」という高学歴者限定の狭き門が、学部卒業後、博士課程に進む女性の増加を促している。 「人民網日本語版」2008年4月22日 |
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