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中日両国の人たち、それぞれの国をその身で体験
発信時間: 2008-04-21 | チャイナネット

中日両国政府は、中日平和条約締結30周年を記念して、今年を「中日青少年友好交流年」と定めた。北京の日本国大使公邸では19日午後、日本国在中国大使館、北京日本人会、中国日本商会の共催により中日青少年友好交流年交流会が行われ、中国で仕事や勉強をする日本人や、日本へ留学した経験のある中国人、両国各界人たち約800人が出席した。

宮本雄二大使が人気

「ハローキティ」が登場

 

宮本大使と中国青年連合会の楊岳主席の前に来た「ハローキティ」

大使公邸に着くと、大勢の人が集まってとても賑わっており、多くの企業や関係機関の出品や展示、文化的な出し物が見られた。また中国でもとても人気があり、昨年の「中日文化・スポーツ交流年」で人気キャラクターだった「ハローキティ」が登場し、会場を盛り上げた。

宮本雄二大使は大変な人気ぶりで、みんな列をなして記念写真を撮っていた。特に上海やハルビンなど、中国各地から招待会に参加するために足を運んだ人たちは、どうしてもこのチャンスを逃したくなかったようだ。

日本に留学した人たちが各分野で活躍

日本産のお米で作ったおにぎりのコーナー

交流会ではおいしい飲み物を楽しみながら、隣に座った人たちに話を聞いた。夏善福さんは、1984年に中国政府が派遣した国費留学生として日本に赴いた一人だ。

1984年から87年にかけて今の明海大学である埼玉城西歯科大学に留学し、1990年から1991年には岩手医科大学で研修した。「日本では日本人の先生にとてもお世話になり、指導教官もよく私たち中国人学生を家に招待してくれました。今でも時々先生と学術交流をしています」と、日本人の先生への感謝の気持ちを語る。また日本人の仕事に対する真面目な態度は、その後の仕事で非常に役立ったという。

夏さんは帰国後、北京大学人民医院歯科の主任医師を務め、定年した今は週に2回ほど患者を見ているが、自分の歯科医院も開設し、そこで働いている医師は、ほとんどが日本に留学していた人だという。

清酒を提供するコーナーで熱心にお客さんにサービスしていた于福功さんは、鹿児島大学の博士課程に4年間留学し、その後九州大学で助教授をしていた。今は北京で生物のハイテク会社を経営している。

于さんは大学時代、同級生と自転車で九州を一周していた。その時、自転車が故障し、ある日本人が自分たちを家に招いて泊らせてくれ、その上、自転車も修理してくれた。「その親切さには本当に感動した」と、于さんはなかなか忘れられない思い出だと言う。

于さんが留学した年、中国全土からは163人が選ばれ、日本に国費留学した。そして、留学生たちは帰国後、大学や研究機関、企業など各分野で活躍している。

交流会では留学経験者だけではなく、これから日本に留学に行く若者も何人かいて、「日本をこの身で体験して、しっかり勉強しようと思う」と楽しみにしていた。

色々と話を交わす中日両国の人たち

北京五輪のボランティアをする日本の若者

この招待会は、花見会とも呼ばれている。今年の桜の開花は例年より早く、大使公邸には八重桜が少し残っているだけで、そのかわり邸内では、庭の桜を写したビデオが流れていた。また華やかな着物を身に着けた女性も多く、そんな中に、桜模様の着物を着た、中国人民大学に中国政府の奨学金で留学している細川さんがいた。

細川さんは今、人民大学で法律や知的財産権を学んでいる。以前、中国に来る留学生は、歴史や文化、考古学を学ぶ人が多かったが、中日両国間では知的財産権についての紛争が多く、中国で勉強するべきではないかと思って中国留学を選んだと、細川さんはと流暢な中国語で話す。「中国の学生は本当に親切です」と、大学ではいつも中国人の学生と一緒に授業を受け、食事をし、遊びに行って中国での学生生活を楽しんでいる。

「私は北京オリンピックのボランティアになりました。人民大学では日本人の募集は1人で、私はラッキーなことにその1人になったのです。中国政府の奨学金で留学しているので、恩返しのためにも通訳を担当します」と、まもなく開催する北京オリンピックを楽しみにしている様子だった。

「チャイナネット」2008年4月21日

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