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都市部住民の死因トップは非伝染性慢性疾患
発信時間: 2008-04-30 | チャイナネット

2004~05年の都市部住民の死亡者数と死因を調べた第3回全国住民死因調査によると、死因トップは非伝染性慢性疾患だった。死亡者数全体に占める割合は1990年代初期の76.5%から82.5%に上昇した。衛生部疾病予防控制局の斉小秋局長が29日の記者会見で明らかにしたとして、新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

斉局長によると、都市部住民の主な死因は、心臓・脳血管の疾患、悪性腫瘍、その他の慢性退行性疾患。トップは心臓・脳血管の疾患で死亡者数全体に占める割合は22.45%、2位は悪性腫瘍で22.32%に上った。3位は呼吸器系統の疾患、4位は心臓病。

斉局長の指摘によると、中国では伝染性疾患、栄養不良による疾患、出産をめぐる疾患での死亡率が世界平均を大きく下回るが、慢性疾患による死亡率は世界レベルより明らかに高い。脳・血管の疾患による死亡率は欧米先進国の4~5倍、日本の3.5倍に達する。悪性腫瘍の死亡率は米国、英国、フランスに迫り、日本、インド、タイなどのアジア諸国よりも高い。

「人民網日本語版」2008年4月30日

 

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