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北川県政府が移動、災害復興業務を開始
発信時間: 2008-05-23 | チャイナネット

22日午前10時、「5・12」超大型地震において最も大きな被害を受けた北川羌(チャン)族自治県政府臨時弁事処が、安県安昌鎮で業務を再開した。今回の災害復興業務の正式始動により、北川県の地震災害救助業務は従来の人命救助から、被災者らの帰宅、住宅再建などに重点が移る。現在、北川県政府各部門はいずれも本臨時弁事処で業務を開始している。

「5・12」超大型地震では、北川、安県、平武、江油などの地域がいずれも大きな災害を受け、とりわけ北川は深刻な打撃を受け、県全体が廃墟と化した。北川県住民の生活復旧を効果的に図るためにも、すみやかに暫定的な県中心地を再建し、県政府業務を再開することが当面の急務となっている。旧中心地では条件が思わしくなく、また新中心地も未だ確定しておらず、綿陽市政府は北川県政府臨時弁事処を北川県にほど近い安県安昌鎮に設置することとした。臨時弁事処の開設は、北川県住民のすみやかな帰宅、住宅再建業務が期待されるほか、今回の地震災害救助業務の重点が転換期に差し掛かったことを示している。

「人民網日本語版」2008年5月23日

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