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什ホウ市、石亭江の水力発電所地震湖爆破成功
発信時間: 2008-05-26 | チャイナネット

水利部の最新情報によると、什ホウ市を流れる石亭江に建設され、地震により湛水量が大幅に増加していた紅松一水力発電所の地震湖について、25日午後爆破に成功、水流が大幅に増加し、地震湖の水位が低下、ダム決壊の危険性が大幅に低下した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

ブン川地震発生後、什ホウ市内の石亭江には計6ヶ所の地震湖が形成されていた。紅松一水力発電所は紅白鎮上流約5キロメートルのところに位置し、地震湖6ヶ所のうち最も危険性が高く、最大の脅威となっていた。

24日午前、水利部門、武装警察、水力発電関係者らが、地滑り・落石の危険性の高い約10キロメートルの道のりを徒歩で縦走、紅松一水力発電所地震湖の実地調査に赴き、処置方案を決定していた。

方案に基づき、水利部門、武装警察、水力発電所関係者総勢11チームが25日午後地震湖堰口で爆破をおこなった。水利部技術者の現場観測によると、爆破後、閘門幅が8.3メートル拡大、17.3メートルとなり、排水量は毎秒8.8立方メートル増加、30.4立方メートルにまで増加した。

「人民網日本語版」2008年5月26日

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