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唐家山の地震湖、住民避難に3案
発信時間: 2008-05-27 | チャイナネット

四川省綿陽市震災救助指揮部は26日午後、土砂崩れで川がせき止められた唐家山の「地震湖」に関する会議を招集し、決壊の程度別に3種類の住民避難計画を立てた。

(1)3分の1が決壊。都市部の水没面積は460万2000平方メートルに達し、15万8600人の避難が必要。

(2)半分が決壊。都市部の水没面積は5368万6000平方メートルに達し、120万1600人の避難が必要。

(3)全面決壊。市街地と町沿いの水没面積は6234万6000平方メートルに達し、130万人の避難が必要。

担当者の1人は「全面決壊の可能性は大きくないが、演習を行い、しっかりと準備しておくべきだ」と話す。緊急の状況が出現した場合、専用電話、ラジオ、テレビを通じて迅速に避難を動員。信号弾や防空警報も発す。「避難命令は緊急の状況が出現する4~8時間前に出す。綿陽市は小さな盆地なので、最も遠い住民で3キロで山上に避難することができる」。

地震湖に最も近い北川擂鼓鎮では、すでに秩序よく避難を始めた住民もいる。冷蔵庫や洗濯機を運んでいる一家がいたので話を聞くと、女性が「緊張してないですよ。政府が計画を立て、唐家山は対策が講じられています。ほら、掘削機を吊したヘリコプターが飛んでいった!」と答えた。大多数の住民はまだ、避難命令が出るのをじっと待っている。救援部隊や医療スタッフも秩序よく活動している。

「人民網日本語版」2008年5月27日

 

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