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ある外国人の地震体験(3)地震後、恨みは皆無 |
発信時間: 2008-05-27 | チャイナネット |
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地震発生後、多くの米国の友人はジョンにメールを送り、彼や中国の様子を聞いた。ジョンはこれに対し、「ここには本当に過去に例を見ない民族の大団結がある。中国政府、中国軍人、さらに中国人民?彼らは偉大この上ない」と感想を返した。 「被災地で救援活動をしていたある現地幹部が、多くの村民が行方不明となり、家屋の半分以上が倒壊したと語った。彼に何人亡くなったのかと尋ねたら、たちまち目に涙をため、今の時点で正確な数はわからないと答えた。その後、彼の両親、妻、子供が今回の地震で亡くなり、彼は悲しみの極みの中で、生存者救出のために働いていることを知った」ジョンはこのように述べ、ここには恨みやつらみはなく、あるのは大災害発生時の人同士の助け合いだけだと語った。 ジョンはまた、ある米国紙に掲載された次のような文章を見せてくれた。 「東方の獅子は目を覚まして立ち上がっただけではなく、駆け回っている!『5.12』地震が起こったその一瞬、過去にないほどの全中国人の団結が生まれた。国家主席と総理は我が身の危険を顧みず、地震救援現場の最前線に入り込み、被災地住民と困難を共にし、その解決に立ち向かった。全ての中国人が義捐金集めに奔走し、企業家・各界スターから一般農民や一時離職者にいたるまで、誰もが積極的にお金を出しあった。中国の大地には今、『一致団結すれば困難は克服できる。地震災害救援!』というひとつの声で結ばれている。 ジョンは毎日、天気予報を気にしている。「数日間大雨が降ったあと、ここ数日高温が続いており、天気状況は極めてよくない。震災に対して天の利はもたらされてはいないが、人々はすべてを克服している。これに感動しない人はいない」と語った。 「人民網日本語版」2008年5月27日 |
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