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被災地支援金の第1次監査、法規違反が3件(1)
発信時間: 2008-06-13 | チャイナネット

監査署は12日、四川大地震の被災地支援金・物資の第1次監査結果を発表し、法規違反の3件を明らかにした。

▽河南省安陽県工商業連合会の担当者、寄付金27万1100元で勝手に支援物資を購入、私利を図った疑い

監査署と河南省党委員会・政府は市民の告発を受け、同省安陽県工商業連合会の担当者に対し、寄付金27万1100元で勝手に支援物資を購入し、その過程で私利を図った疑いで合同調査を行った。

安陽県工商業連合会と安陽県赤十字は先月15日、河南利源焦化公司など3社から被災地支援の寄付60万元を受けた。この後、同担当者は工商業連合会の指導グループの許可を得ずに、27万1100元を勝手に物資の購入に充てた。このうち17万9500元で衣類、ハム類、ミネラルウォーター、インスタントラーメン、布団を購入。購入した4万1500元分の衣類はすべて、弟が法人代表を務める安陽市北関区の「羅蒙服飾専売店」(07年7月に営業許可取り消し)で取次販売していたもので、領収書は偽物だった。別の店舗で購入した9万5000元分のハム類も、領収書が偽物だった。

以上の物資は、河南省赤十字と四川省赤十字の決定に従い、同担当者が5月16日に直接、四川省広元市赤十字への発送を扱った。抜き取り検査の結果、これらの衣類には別の客がオーダーメイドしたものや古いものが多く含まれているのがわかった。

安陽市党委員会・政府は問題を重く見て、調査結果と省の党委員会・政府の指示に基づき、関係者の法的責任を追求している。

「人民網日本語版」2008年6月13日

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