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被災地支援金の第1次監査、法規違反が3件(2)
発信時間: 2008-06-13 | チャイナネット
  ▽中国工商銀行の一支店、「震災特別費」で行員にナイキのスポーツシューズを購入

  中国工商銀行綿陽フウ城支店は5月28日、行員56人にナイキのスポーツシューズ56足(2万8500元相当)を購入。領収書の商品名を「レインコート」「雨靴」「雨傘」と偽り、上級支店から割り当てられた「震災特別費」で清算した。

  中国工商銀行四川省支店の通達は、「震災特別費」の用途を、被災地の支店の行員の生命の安全と基本的な生活の確保、資産の保全と営業網の基本的な運営の維持と定めている。

  監査署の指摘を受け、すでに同行は当該の「震災特別費」を返納した。

▽携帯メールを使った義援金詐欺が発生

四川大地震の発生後、いくつかの地方で「四川地震緊急義援金」として、指定口座への振り込みを求める携帯電話のショートメッセージが大量に送られた。監査機関は震災義援金を騙った詐欺行為を阻止するため、関係銀行に監視を指示するとともに、追跡調査に着手した。この結果、すでに指定口座に義援金を振り込んだ市民がいることがわかり、監査機関の情報提供を受け、公安機関も捜査に乗り出した。現在、立件を視野に捜査が進められており、発覚した関連口座はすでに凍結されている。


  「人民網日本語版」2008年6月13日


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