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北京の地下鉄、安全検査を全面的に実施
発信時間: 2008-06-30 | チャイナネット

安定門駅で安全検査を受ける乗客

乗客のカバンをX線で検査

警察犬を連れて東直門駅でパトロールしている安全検査員

 

北京の地下鉄では29日から全面的に安全検査が実施され、安全検査を拒否した人は地下鉄に乗ることができない。2000人以上の安全検査員が任務につき、200台のX線の検査器、約千の手持ち式の金属探測器、液体物検査装置などが北京市の93の地下鉄の駅に配備された。検査が始まった午前、地下鉄13番の望京西駅では、2キロのガソリンを持った乗客が地下鉄に乗ることが出来なかった。

北京オリンピックが終わった後も地下鉄の安全検査設備は撤去されず、安全検査は長期的に続けられるという。

携帯禁止物

爆発物:銃弾、花火、爆竹など

燃える物:ガソリン、ディーゼルオイル、油紙、2キロ以上の酒など

毒物:水銀、生ウルシなど

腐食物:塩酸、硫酸、バッテリーなど

禁制品:主に銃や禁止されている刃物類(あいくち、スプリング・ナイフなど)を含む

地下鉄の安全検査員からの注意

1、X線検査では、携帯や鍵などの小さな物はかばんに入れ、一度だけ通したほうが時間の節約になる。

2、飲み物については、当人が一口飲むめば検査器を通さなくてもかまわない。

3、軍事博物館を参観した後、銃弾などの記念品を買った人も地下鉄に乗ることができるが、偽物の銃の持ち込みは禁止。またこうした記念品を持ち込む乗客は、安全検査員に購入した時の領収書を呈示する必要がある。

「チャイナネット」2008年6月30日

 

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