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上海-台北便、1日10便でも多くない
発信時間: 2008-07-07 | チャイナネット

台北馥園にお茶の芳しい香りが漂う7月6日午前、大陸部から到着したばかりでやや疲れた表情を見せた東方航空の曹建雄・総経理は、台北桃園空港で、同社の台北事務所設立準備機関の開設を発表した。午後は大陸部の台湾駐在記者のインタビューに応じるという超過密スケジュールだった。

「台湾事務所設立準備機関の開設のために、東方航空の総経理が自ら台湾に出向く必要があったのか?」という問いに対し、「その通り。これは私たちの誠意を示すものだ」と曹総経理は答えた。海峡両岸関係協会と海峡両岸基金委員会が取りかわした関連文書によると、両岸のチャーター航空機キャリアは、相手地に事務所を設立することが認められている。東方航空は大陸部航空会社の中で一番アクションが速かった。曹総経理6月中に台湾に足を運び、中華航空や長栄など台湾の民間航空キャリアおよび各キャリアの拠点空港と話し合いを進めた。さらに休む間もなく旅行会社や販売代理店を訪問、地上サービス代理、市場マーケティング、サービス基準、機内食などチャーター機関連準備作業に対する協議・意見交換を行い、基本的な協力合意に達した。同社は他社に先駆け、6月末に両岸関連部門による審査許可を得た。

曹総経理によると、両岸間の週末チャーター便運航が正式に決定すれば、東方航空も新しい課題に直面することになるという。多くの航空会社が同一路線を運航した場合、東方航空の市場シェアはぐんと少なくなる。しかし、両岸住民に利益がもたらされるのであれば、多少の損失には目をつぶると曹総経理は胸の内を語る。一方で、「東方航空はサービスの質に重点を置き、より付加価値の高いプロジェクトを打ち出していく。たとえば、馥園のような有名レストランも私たちのパートナーだ。乗客は機内で馥園の高級フカひれを堪能できる」とアピールした。

「上海-台北は、1日10便発着でも決して多くはない」と曹総経理は市場の先行きについて極めて楽観的な見方を示している。さらに、「両岸の定期往復フライトが1日も早い実現が待ち遠しい。そうなれば、台湾の乗客に我が家に戻ったようなリラックス気分を味わってもらうため、より多くの客室乗務員を台湾で募集するつもりだ」と希望を語った。

「人民網日本語版」2008年7月7日

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