湖北省襄樊市は22日から豪雨に襲われ、市内81郷鎮の208万人以上が25日正午までに被災した。5人が死亡し、30人が負傷し、8万人余りが緊急避難した。「新華網」が伝えた。

  民政部は23日、湖北省の暴雨被害に対応するため、「国家自然災害救助緊急マニュアル」に基づき、4級の災害救助対応案を発動した。民政部災害救助司の担当者も24日に現地を訪れ、災害状況を視察した。また湖北省赤十字会は、最初の緊急救援物資33万元分（米、毛布、衛生用品、消毒薬品など）を襄樊市に向けて支給した。（編集MA）

  写真（１）：襄樊市内の宜城市雷河発展区で水没した耕地

  写真（２）：水没した冬瓜（とうがん）をすくいあげる宜城市の村民

  ※民政部の災害救助対応案：規模の大きいものから順に1級から4級が設定されている。四川大地震では1級の対応案が発動された。

  「人民網日本語版」2008年7月26日