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「鬼のコーチ」と呼ばれる金昶伯コーチ |
発信時間: 2008-08-25 | チャイナネット |
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8月22日に行われた女子ホッケーの決勝戦で、中国はオランダに負け銀メダルだった。しかしこの銀メダルは、中国ホッケーにとって今までで最高の成績だ。8月20日に行われた中国の「宿敵」であるドイツとの戦いでは勝利を収めたが、韓国籍の金昶伯コーチの表情は、試合前から勝つことが分かっていたように冷静だった。 韓国で体育勲章を授賞したこともある金コーチは、1999年に中国で女子ホッケーの指導を始め、この10年で中国チームは一躍、世界の強豪チームに躍り出た。 「鬼の訓練」で知られている金コーチ。1日6時間のトレーニング、1時間半の夜間体力トレーニング、身体に10キロの砂袋をつけた上体を起こす腹筋運動などのトレーニング方法は、かつて非難を招いたこともある。 「私たちの技術や意識は、欧米チームに比べて劣る。そのためそれを克服する唯一の方法は苦しい練習」と、金コーチは「鬼のコーチ」と呼ばれることを好み、選手たちも「鬼の訓練」に耐えてきた。 厳しい金コーチだが、父親のように優しい一面もある。選手たちのために自ら屠殺場に行って牛の尾やひずめを持ち帰り、毎晩スープを作って選手たちに飲ませる。誕生日の選手がいれば花束を贈って祝い、遠く離れた選手の結婚式にはわざわざ出かけ、選手たちに服をプレゼントすることもある。意思疎通はかるため中国語もマスターした。四川大地震の時、ホッケーチームはドイツで試合中だったが、金コーチは帰国後すぐに10万元を寄付した。この額は金コーチの貯金の三分の一にあたるという。 お酒好きの金コーチは、2007年8月8日から北京五輪で金メダルを取るために、30年間飲み続けてきたお酒を一年間やめると宣言した。 中国チームは今まで指導したチームの中で一番よいチームだと、金コーチは様々な場面で話してきた。金コーチの目標はオリンピックで金メダルを取ることだ。金コーチと中国女子ホッケーは、次のオリンピックで金メダルを目指す。 「チャイナネット」2008/08/25 |
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