南京外国語学校や南京師範大学付属中学(南師付中)など江蘇省内外の名門校の高校生24人が24日、AST(Admissionsur Titre :学士入学)の筆記試験を南京試験会場で受験した。同時に、国内の学業優秀な高校生約150人も、全国13カ所の試験会場で受験、英ケンブリッジ大学など世界一流名門校合格を目指して次は面接試験に臨む。この筆記試験と面接試験をパスしてケンブリッジ大学へ入学した中国人高校生は過去5年間で40人あまりに達した。彼らのほぼ全員が奨学金を得ている。今年はより多くの世界名門校が加わったため、入学の門はさらに広がった。「現代快報」が伝えた。
ケンブリッジ大・英連邦名門校選抜プロジェクトを担当する張涛氏は24日、「学生の学業成績は、英国名門校にとって選抜基準の第一段階にすぎない。総合的な面接試験によって、筆記試験の成績があまり良くなかった一部学生のうち、個性や特技を持った生徒や責任感ある学生を選抜することもある」と語る。ケンブリッジ大は、南師付中江寧分校に通う若干16歳の王天暁君を合格させた。同君は、高校入学後まだ日が浅く、筆記試験の成績もそれほど良くなかった。しかし、面接試験の時に自分のこれまでの株式売買注文書を持参した。高校1年生になった時、父から1千ドル渡された。彼は20%儲けた。高2になると、1万ドルが渡され、25%の儲けを得た。金融分野での彼の潜在能力を見抜いたケンブリッジ大は、彼の合格を決めた。
「人民網日本語版」 2008年08月25日 |