ホーム>>社会 |
北京五輪で見た包容力ある国民性(1) |
発信時間: 2008-08-29 | チャイナネット |
|
北京五輪は閉幕したが、中国が世界にもたらした驚きはとどまるところを知らない。
オリンピック組織委員会のスポークスマンが外国人記者の「鋭い」質問に率直に答えた時、若いボランティアが微笑みながら流暢な英語で外国人の問題を解決した時、「鳥の巣」で観衆9万人以上がジャマイカのボルト選手の誕生日を祝福した時・・・・・・この時、世界はこれまで想像したことのない中国の顔を目にした。それは新鮮で、生き生きとした顔だった。 北京五輪メーンプレスセンターが正式にオープンしたあの日、国内外の記者数百人が朝早くから出勤し、(準備された)目の前のすべてに驚きを隠せなかった。 「ここの環境はすばらしいよ!ずっと言葉の問題が気がかりだったけど、今日からここで仕事を始めて、ボランティアが言葉の面でよくサポートしてくれ、何の不自由もないよ」と話すのはシドニーとアテネの五輪も報道した外国人記者。 外国メディアが当初疑問を抱いていた取材環境の開放性に対し、関係部門は力を入れて対応。▽取材される側の同意さえ得れば自由にインタビューができるよう、すべての外国メディアに対して取材を開放し、▽各種の記者会見を随時開き、スポークスマンは鋭い質問に対しても回避したり、口を濁すのではなく、率直に答えるよう――要求した。 北京五輪期間中、多くの外国人記者が街中を歩き回り、市民と親しく触れ合った。あるロシアの新聞記者は「合同取材にしても、単独取材にしても、写真撮影にしても、何ら取材妨害を受けなかった」、「中国の取材環境はまさに開放的で、自由だし、取材相手も友好的だ」と感想を語った。 多くの外国人が「中国が世界を抱擁し、世界も中国を抱擁している」と感慨深げに話す。ドイツの学者エベラール・サンドシュナイダー氏は「中国は五輪の必要から自らを開放させたのではなく、この国は自らが開放を進めている」と考える。 「人民網日本語版」 2008年08月29日 関連ニュース:
|
|