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中国でリンパ腺ガンの患者増加、早期発見が大事
発信時間: 2008-09-01 | チャイナネット

2006年10月、愛国者として知られた霍英東氏が逝去し、死因は非ホジキンリンパ腫と呼ばれる悪性腫瘍だった。現在、世界では9分に一人の割合でこのリンパ腺ガンの新たな患者が発生しており、中国でも患者数が増加し、毎年新たに2万5千人が発病し、約2万人が死亡するなどして、脅威が急速に広がっている。中新社が伝えた。

中国抗癌協会悪性リンパ腫専門委員会の朱雄増主任委員(教授)によると、環境汚染の深刻化、生活リズムの加速、仕事での圧力増大、携帯電話やパソコンなどの電磁波を受ける環境に長時間いること、頻繁な髪のカラーリング、過重な学業の負担、家庭での人体に有害な内装材料の使用などが、リンパ腺ガンを発病させる主な要因だ。

リンパ腺ガンは中国の悪性腫瘍発病率ランキングでは、男性の9位、女性の10位で、45~60歳で発病することが多い。各種ガンをターゲットにした新薬の登場や臨床・治療水準の向上に伴い、これまで治る見込みがないとされてきたリンパ腺ガンの治癒率はすでに50%を超え、患者の生存期間も大幅に伸びている。

悪性リンパ腺ガンは発見が難しく、専門家は初期の徴候を重視するよう呼びかけている。▽明確な原因がわからない進行性のリンパ結腫で、特に部位、堅さ、活動性から悪性と判断される場合▽一般の抗炎症治療で効果がなかったリンパ結核や慢性リンパ結炎の場合▽繰り返し発生するリンパ結腫と発熱、原因不明の長期的な低低温や周期的な発熱で特にかゆみ、発汗、体重減少を伴うもの、および浅表性リンパ結腫――などには特に注意する必要がある。こうした異常がみられた場合は、直ちに正規の病院で検査を受け、病状を正しく理解することが必要だ。

「人民網日本語版」2008年9月1日

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