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河南農業大学の「村官」専攻が大人気
発信時間: 2008-09-16 | チャイナネット

河南農業大学で15日午後3時、特殊な「始業初講義」が行われた。教壇に立つ「先生」は、蘭考県老韓陵村共産党支部の書記で、「中国の最良の大学生村官10人」の候補者でもある柳波さんだ。柳さんは同大の経済・管理学院の卒業生。聴講する学生は経済・管理学院の新入生60人で、同校が全国に先駆け設けた「村官」専攻の第1期生だ。

同大は今年、国の許可範囲内で、農林経済管理専攻に「農村発展と管理」コースを設けた。学生の主な就職先は農村の基層機関で、「農村区域の発展に関する基本理論・基本知識・基本技能をマスターし、社会主義市場経済と新農村の建設と発展のニーズに適応した、技術・管理・経営共に長けた複合型高級管理人材」を育成することが目的だ。

この新たな専攻は08年の学生募集で大人気となり、合格したのは最高レベルの学生ばかり。文系・理系で各30人を募集し、文系の倍率は22倍、理系の倍率は9倍に達した。「農村発展と管理」は同大で一番人気の専攻となった。

新入生60人は、農業・林業・水利など農業関係の専門課程と、農村基層管理・農村政策研究・新農村建設関係の「村官」課程を学ぶ。夏休みや冬休みには農村で「村官実習」を行う。大学側は、学生の参考になるよう、実務経験のある卒業生の「村官」を講義に招き、自らの経験を語ってもらう。

尹新明・教務処長によると同大は09年以降、08年入学の本科生を対象に「農林経済管理(農村発展と管理)」のダブルメジャーを設け、関連規定に基づき管理することも計画している。

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