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アイデアあふれる08年度版ネット新語
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット

 

3)常識範囲を超える使用に議論 

ネット用語は、人の心を捉え、流行するに値する語句である。だが、ネット用語を現実の生活において使用することについては、長く論争の的になっている。

黄集偉副編集長は「言葉は生きているもので、それを規範化するには、言葉の背景を考えなければならない。公的文書はもちろん規範的でなければならない。だが現実の生活において言語は、決められた枠の中でおとなしくしているものではない」と話す。公的文書が規範から外れるのは良くないが、多くのネット用語は時間と共に一般的な言葉となってくる。例えば「PK」や「ファン」はすでに一般の用語として幅広く使用されている。

チョウ教授は「多くの論争のもとになっているのは、その使用が不当に常識範囲を超え、ネット用語がネット上以外で使われることだ。教育指導を強化し、社会で許容できるネット用語とそうでないものを区別すれば、多くの問題は解決される」と話す。

最新の「現代漢語辞典」(第5版)には、ネット用語は収録されていない。なぜなら、普遍性に欠けるものであり、一般的な語句として定着していないためである。一方、言語学者である于根元氏が編集した「中国ネット語辞典」は早くも2001年に市場で販売されるなど、ネット用語の正規化も行われている。

「人民網日本語版」 2008年10月14日

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