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就職活動の厳しい現状
発信時間: 2008-11-21 | チャイナネット

(1)希望給与額を引き下げ 

教育部が規定する、卒業見込みの大学生を対象にした就職説明会の解禁初日の20日、就職斡旋機関の大学生就業之家、石油大学、清華大学がそれぞれ、就職説明会を開催した。今年の就職状況は非常に厳しく、卒業予定の学生たちは、その希望する給与額を下げ、仕事を選んでいる場合ではないといった様子だ。テレホンアポインターや販売員など、かつて低レベルに位置づけられた仕事ですらも、就職希望者が多く出ている。京華時報が伝えた。

海淀区増光路にある大学生就業之家において20日、就職説明会が開催された。午前10時には門前に長い行列が出来、主催者側が入場制限するほどだった。その日の就職説明会は、営業、経理、総務などを専門としたもので、計49社がブースを構えていた。

首鋼工学院建築学科の女子学生である楊さんは「希望する給与額は2千元くらい。こんな就職難の時に、給与の額で職業を選ぶことは出来ないわ」と話す。

楊さんの考えは少数派ではない。「以前は清華大学、北京大学の学生は、グーグルなどの大手企業を選んでいたけど、今では、国営企業でも辞さないって感じ。私たちと争奪戦よ」と語る。北京の重点大学211校の新卒生は多くが、非常に厳しい就職状況を前に、希望する給与額を引き下げている。

清華大学が20日に行った就職説明会では、修士課程生の希望給与額は、数カ月前の6千元強から4千元前後に下がっている。本科生は更に低く、北京科技大学の李艶艶さんは「1500元~2000元であれば納得できる」と答えている。

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