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就職活動の厳しい現状 |
発信時間: 2008-11-21 | チャイナネット |
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(2)大型国有企業が人気に 清華大学の王力さんは「9月以前は、著名な外資系企業に入りたいと思っていたけど、今ではそれも無理みたいだ」と話す。シーメンス、GE、ノキアなどのグローバル企業は、清華大学の卒業生にとって、第一希望の就職先だった。だが今、金融危機の影響を受け、これらの企業は人員削減と同時に、新卒の募集も控えている。「シーメンスとノーテルは新卒募集を止めた様だ。ノキアも募集数を減らしている。外資系企業全体で、少なく見積もっても、半分ほどの募集数に減っている」と王力さんは前年同期の数と比較しながら説明した。また、20日の清華大学の就職説明会会場では、かつて優秀な人材を外資系企業に奪われていた大型の国有企業が大人気であった。清華大学の学生だけでなく、他大学から来た学生も長蛇の列をなしていた。 ▽所在地が北京の企業がなおも人気 中国航空工業集団に属する計50社以上もの企業が20日の清華大学の就職説明会に参加。会場では、ブースを訪れる学生数がはっきりと分かれた。所在地が北京の企業は全て長蛇の列ができているのに対し、陝西飛機工業、哈爾濱飛機工業、成都飛機工業といった著名企業が、地方企業であるという理由から、相対的に学生たちに人気がなかった。所在地が貴州の一部の企業は、開始から1時間もの間、一通の履歴書も受け付けなかったという。 学生たちは、北京にある企業への就職を第一志望にしているという。それが叶わなければ、出身省の省都での就職を希望しているらしく、地方都市には行きたくないようだ。 「人民網日本語版」2008年11月21日 |
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