成都市金牛区撫琴街道弁事処(区政府の出先機関)の職員から、100元の消費券(お買い物券)を受け取った最低生活保障対象の朱国強さんは杖をつきながら笑った。15日午前、撫琴街道の各コミュニティの代表および30人近くの住民代表は、街道弁事処から一人当たり100元の買い物券を受領した。これは、成都市政府が全国に先駆け、最低生活保障対象など3種類の生活困窮者に対して消費券を発券することを発表した後、初の交付となった。四川新聞網が伝えた。
成都市政府は11日午後開催した記者会見において、市民政局は率先して、3791万元分の買い物券を、全市の最低生活保障対象、農村の五保戸(生活保護世帯)、特別困窮世帯に対し、一人当たり100元交付することを発表した。
成都市民政局の陳翔軍副局長によると、これは国内では初の、救済対象群および扶養対象群に交付された消費券である。成都市民政局の王冰副局長は、「民政は率先して実施しただけに過ぎず、政策における一部分に過ぎない」と述べている。今後、医療衛生、教育、文化、観光など関連部門も、関連の内需促進政策を打ち出し、消費券を発券していく予定だ。
「人民網日本語版」2008年12月16日 |