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喜怒哀楽の2008年(9) 社会を震撼させたメラミン入り粉ミルク事件 |
発信時間: 2009-01-08 | チャイナネット |
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海口市のあるスーパーで、キャンペーン中の「蒙牛」の乳製品
ビスケットやチョコレート、卵などの食品からも相次いでメラミンが検出されたため、乳製品への不信感がだんだん食品業界全体に及んでいる。食品業界の特殊性は、一度質の問題が起きると、製品の消費が相当長く低迷状態に落ち込む。このような事件の再発防止のため、社会はより厳格で、より信用できる品質検査制度を求めている。 専門家によると、外国の商品添加物基準はほとんど「包含法」を採用し、添加物の種類と量を明確に規定している。しかし、中国の基準は「排除法」で、含有してはいけない添加物だけを規定している。新しい化学添加物が大量に現れるにつれ、メラミンを禁止したとしても、ほかの有害物が出てくるかもしれない。このように、ただ抜け穴をふさぐだけではかえって漏れが多くなる。したがってどのような基準を作るのかが、食品安全にとってもっとも重要である。 政府は国民の食の安全に全力 10月6日、温家宝総理が召集した国務院常務会議で、『乳製品品質安全監督管理条例(草案)』が審議され、原則採決された。同条例は乳製品の生産、購入、販売、輸出入など全過程でより厳しく、細分化した品質安全管理制度となっており、乳製品への人体の健康に危害を及ぼす物質を添加する行為、監督管理者の監督不行き届きなどの行為について、法に基づいての責任を規定し、処罰を強化した。 「人民中国インターネット版」より2009年1月8日 |
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