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上海交大学長「金融危機は学生の就職傾向を変えるチャンス」
発信時間: 2009-01-13 | チャイナネット

「学生は卒業後、上海にとどまる割合が非常に高いが、私共としては卒業後に西部に行き、国家の重要業界・主要企業に就職してもらいたい。金融危機をチャンスととらえ、学生の就職パターンを変えてゆきたい」。上海交通大学の張傑・学長はこのほど記者の取材に対しこのように述べた。

統計資料によると、2004-2008年、同大学の卒業生の大半は上海地区で就職している。張学長は、「このような現実を私共は憂慮しています。交通大学の学生は上海にとどまることで、自身の同窓生たちと競争している。外の世界は広いのです。交通大学の学生には質実剛健な素質があり、他の大学の卒業生と同じ土俵で闘うことには全く遜色(そんしょく)はなく、将来性は大きいのです」と語る。

「学生達が手にする情報は限られている。学校側がリードする必要があります」。張学長によると、ソーラー産業は前途が明るい産業だが、学生達の認識不足から、この業界に就職する卒業生は毎年わずか数人にすぎなかった。だが、就職部門と関連大学・学部が共同でソーラー企業への大規模な勧誘を行った結果、今年同業界に就職を希望する卒業生は100人以上に達した。「数年後、これらの学生がソーラー業界の中堅幹部となることでしょう。我々は未来を読み、将来の重要な業界に寄与してゆかなければなりません」。

「人民網日本語版」2009年01月12日

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