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ベビーパウダーから発ガン性物質 蘇州工場に立ち入り検査
発信時間: 2009-04-07 | チャイナネット

蘇州徳宝嬰童用品有限公司は6日、ドイツ・NUK(ヌーク)社のベビーパウダーの輸入・生産状況について、国家質量監督検験検疫総局に報告を済ませ、中国国内の業者に同メーカーのベビーパウダーの販売中止と、当局の検査を受けるよう指示したと報告した。

蘇州徳宝嬰童用品有限公司は08年3月12日から09年3月13日にかけ、蘇州市シルク輸出入公司を通じて韓国保寧公司から5回にわたってベビーパウダーの半製品計11.6トンを輸入し、蘇州新興保健品工場で加工を行い、ヌークブランドとして国内で販売している。

韓国でヌーク社のベビーパウダーから発ガン性物質が発見されたことを受け、国家質量監督検験検疫総局は5日夜、直ちに調査・処理を行ったと発表。4日夜に蘇州新興保健品工場への立ち入り検査を行い、加工済みのベビーパウダー40キロを現場で押収した。

現在、蘇州徳宝嬰童用品有限公司は当局の検査結果が出るのを待っている。

ヌーク社のベビーパウダーの加工生産を手がける蘇州新興保健品工場(蘇州市相城区)はここ2日間工場を閉鎖している。警備員の話では、清明節で休みに入っていたが、連休後には生産を再開するという。

「人民網日本語版」2009年4月7日

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