中国国家食品薬品監督管理局が8日発表したところによると、中国は新型インフルエンザ（H1N1）ワクチンの生産と検査連動メカニズムをスタートさせ、ワクチン使用のプロセスを速めている。

中国薬品監督局はインフルエンザワクチン生産企業に生産連動メカニズムの導入を奨励し、新型インフルエンザ（H1N1）ワクチンの研究開発と生産を急ぎ、ワクチン生産用のウィールス株を保有した企業にウィールス株のバンクを整備し、いち早くその適応性研究に取り掛かるよう指示した。薬品監督局はまたWHO(世界保健機関)傘下の4つの実験室と密接なつながりを持ち、ワクチンのウィールス株が迅速に中国のメーカーに届くよう確保している。

中国薬品監督局はまた、関連部門に新型インフルエンザ（H1N1）ワクチンの研究開発、生産、検査、流通、使用などのプロセスに対し、全過程の監督管理をするようにしている。

「中国国際放送局　日本語部」より2009年6月8日