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ウルムチ暴力犯罪事件の被害者が語った事実
発信時間: 2009-07-10 | チャイナネット

 

5日の事件で馬さんが暴徒に殴られた時、息子は馬さんのそばにいた。夫は病床の隣に座り、どうしてもこの家族が遭ったことを納得できなかった。

 

今年6歳である馬さんの息子は、母親がひどい怪我をしたことを知らない。息子は明らかにショックを覚えた。カメラの前で涙を押さえようとしているこの子を見て記者の私は、非常に悲しかった。

夕食のための買い物をしていた馬さんは数人の暴徒に殴られ、けられ、倒れた。5、6人の暴徒は馬さんを殴り続けた。馬さんの歯が折れ、顔はふだんの二倍にも腫れ上がった。何よりもさいわいなことは暴徒が馬さんの息子を見逃したことだった。

 

 

医師の袁さんはウルムチ市人民病院で27年間も勤務してきた。5日の事件の被害者が病院に運び込まれていたが、袁さんはこれらの負傷者のケガのひどさに恐怖を感じている。数日らい目にした人間性を失った暴力行為に、袁さんは大いに驚いている。

 

医師の袁さんはウルムチ市人民病院で27年間も勤務しており、現在は同病院の集中治療室(ICU)の責任者である。袁さんによると、5日の事件の負傷者が運び込まれてきてから、病院のスタッフたちはカザフ族の人でろうと、ウイグル族の人でろうと、漢民族の人でろうと、みんな団結して平日と同じ様に共に働いている。袁さんは5日の事件にショックを覚え、暴力犯罪事件の発生を信じられなかった。

「チャイナネット」 2009年7月10日

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