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中国の食糧備蓄は十分 在庫は2254億キロ |
発信時間: 2009-10-10 | チャイナネット |
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今年の4月から8月にかけて行われた全国規模の食糧備蓄調査が順調に終了し、3月末の時点で中国の食糧備蓄量は2254億キロ(未加工の穀物)、在庫が帳簿上の数量と一致する割合は99.7%だった。その中でも半分以上は2008年に収穫された穀物である。 全国食糧備蓄管理の問題点 今回の調査結果によると、全国の食糧備蓄管理は全体に良好で、管理レベルも向上した。また在庫は帳簿上の数量と一致しており、品質も良く安全に貯蔵されている。 しかし食糧備蓄管理にはいくつかの問題点や手薄な部分もある。それは一部の企業の食糧備蓄管理の基礎作業が手薄で、ごく一部はいいかげんな管理をするなど、政策を実行する上で規範に合わず、食糧の品質が劣るものも少しある点だ。各地は今回の調査で見つかった問題に対して直ちに改善意見を出し、真剣に実施するよう促すことにしている。 国の10の機関が参加 国は発展改革委員会をリーダに、監察部、財政部、農業部、審計署、国家品質検査総局、国家統計局、国家食糧局、農業発展銀行、中国備蓄食糧管理総公司の10の部門と機関で構成した全国食糧調査連合会議を設立し、全体の組織と調整を担当。また地方の省、市、県の人民政府も相応の指導機関を作り、管轄区域内の国有および国有食糧企業の食糧備蓄に対して調査を実施した。 人民代表大会代表と政協委員が現場で監督指導 今回の調査作業はオープンで透明性を原則に、自発的にメディアや市民の監督を受け、各級政府も合わせて6375人の人民代表大会代表と政協委員を招いて現場での調査や監督を行い、調査の透明性や信頼性が高まった。 「チャイナネット」 2009年10月10日 |
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