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中国、新型インフル感染急増で対策強化
発信時間: 2009-10-29 | チャイナネット

北京市衛生局が28日夜、北京航空航天大学在籍の大学生1人が、新型インフルエンザで死亡したと発表し、中国内陸の新型インフルエンザによる死亡者数は4人になった。感染者が急増する中、中国政府は予防と重症患者への治療を強化する対策をとった。

最近、中国の各地で新型インフルエンザの患者が急増している。集団感染が発生する学校や、インフルエンザが流行する地区が現れ、深刻化にしている。

これに対して、中国衛生部は、感染し易い集団を早期に選別するとともに、重症患者を早期発見し治療に力を入れるよう、各地に求めている。同時に、各クラスの衛生部門が重症専門医療チームを組み、重症患者に対して総合的な治療を行うことや、集中治療室や必要な救急設備を整備することを求めている。

現在、中国の各地で、ワクチン接種の作業が順調に進んでいる。北京、吉林、山東、内蒙古自治区、広西チワン族自治区、福建、江西などでは感染しやすい人を中心に行われている。

専門家は「感染はさらに拡大する恐れがあるが、予防処置が合理的に行われているので、効果的に抑制できる」とみている。

「中国国際放送局 日本語部」より2009年10月29日

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