「第7回中国国際インターネット文化博覧会および2009中国国際インターネット文化産業発展フォーラム」が5日北京で行われ、文化部文化市場司の副司長が「ネット空間も社会の一部分だ。法による管理が必要だ」と述べた。「羊城晩報」が伝えた。
中国には現在、文化部の認可を受けて設立されたネット文化企業が415社、ネットカフェは13万4000店ほどあり、ネットゲーム、ネット音楽、ネット動画の利用者はそれぞれ2億1700万人、2億8900万人、2億2200万人いるとされる。
インターネットは現代社会において生存と発展のかかった重要なインフラとなっており、新たな文化産業やコミュニケーションスタイルを生んでいる。ネットでの活動が社会生活の一部分であるからには技術をベースに法律をもって新型ネット社会の公共秩序を規範的に構築する必要がある。
またネットコンテンツの監視強化も急務となっている。関連企業にゲームのルール改善や製品構造の調整を求め、低俗な風潮の打撃し、ネットゲームの文化的要素を高める必要がある。
関連部門や委員会は現在、ネット上での実名制やバーチャル財産、知的財産権の保護、ネットコンテンツの等級管理、ネット中毒の予防・更生など重大な問題について検討しているところだ。
「人民網日本語版」2009年12月7日 |