3日、北京市の広い範囲が大雪に見舞われ、気温が急速に低下した。市供熱部門は、住民への暖房熱供給の指標を達成するため、暖房温度を上げるため熱供給量を増やした。これにより、天然ガスの日使用量がうなぎ上りとなり、昨年の同日に比べ1151万立方メートル多い4751万立方メートルに達し、史上最高記録を更新した。北京燃気集団が4日、明らかにした。
北京燃気集団運営服務部の許庶禔E経理によると、同集団は、市内のピーク時における天然ガス供給確保のため、天然ガス供給応急試案を発動、市政府の天然ガスパイプラインネットワークに天然ガス22万立方メートルを供給したという。
北京市都市ガスパイプラインネットワークの1日あたり供給能力は現在、5200万立方メートルに達し、安全かつ安定したピーク時供給量は確保できている。
空の便では、多くの北京-上海便で、悪天候のため遅延やフライトキャンセルが続出、多数の乗客が影響を受けているという。4日午後4時30分の時点で、北京首都空港では、出発遅延が225便、到着遅延が134便。上海虹橋空港では、出発遅延が40便、到着遅延が22便。上海浦東空港では、出発遅延が43便、到着遅延が21便。
「人民網日本語版」2010年1月5日 |