文化部の委託を受け、北京大学文化創意産業研究院と華中師範大学が共同で策定したオンラインゲームの年齢制限段階標準が10日、第7回文化クリエイティブ産業フォーラムで発表された。同段階標準はオンラインゲームの年齢制限区分について、全年齢に適合、12歳以上向け、18歳以上向けの3段階に分けている。北京大学文化創意産業研究院副院長で、文化部インターネット文化審査チーム委員を務める向勇氏が「中国青年報」記者に明らかにしたところによると、同標準策定には半年を費やした。標準は既に中央政府に報告されているが、現段階では指示待ちという。
同段階標準はオンラインゲームのストーリー、背景、音楽、視覚的特殊効果などに対して評価を実施、暴力、アダルト、荒っぽい言葉の審査のほか、ゲーム時間の制限性、文化的価値、地理・歴史・建築物なども対象となった。未成年を保護する立場を基に、コンテンツの監督管理と業界発展のバランスを取りながら、全体としては比較的厳しい段階標準となっている。
文化部文化産業司インターネット文化処の劉強・処長によると、オンラインゲームの内容、機能にふさわしい年齢層に関する手引および標準については、既に上海の一部地域で試験運用されている。
「人民網日本語版」2010年1月14日 |