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上海万博まで100日 「中国式英語」に注目集まる |
発信時間: 2010-01-19 | チャイナネット |
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北京五輪の開催前、中国のレストランのメニューにある「四喜団子」は、英語で「4つの楽しい団子」と直訳された。上海万博まであと100日となり、北京五輪の開催前と同様、「中国式英語」が再び話題になっている。 国務院新聞弁公室の記者会見で、上海市常務副市長、上海世界博覧会執行委員会の常務副主任である楊雄氏は国内外メディアの質問に対し、「上海の多くの地名、標識の訳に誤りがあり、政府は多くの大学や研究所の専門家を集め解決方法を探している」と述べた。 上海万博組織委員会連絡組の王錦珍常務副組長は、「中国語の『長い間会っていない(久しぶり)』を訳した『long time no see』はすでに多くの人に受け入れられている」と話す。 中国の「中国式英語」現象は中国と西洋文化の交流の深まりを実によく反映していると言えるのではないか。1人の市民が上海の地下鉄内で濃い訛りで情熱的に多くの外国語を普及させる動画がこのごろ、中国のネットで人気を呼んでいる。また、一般市民の英語レベルを向上させるため、中国政府は北京五輪と上海万博の開催前に多くの英文速成テキストを出版し、市民の英語学習意欲を高めた。今では多くの中国人がWCやToiletを使わず、washroomやrestroomを使うようになった。 中国の国力増強と影響力の向上に伴い、ここ数年、世界で中国語を学ぶ人も増えている。「dolphin long can Jim shall by too low」の意味を理解したとき、思わず笑ってしまうだけでなく、外国人の発音の知恵に驚嘆することだろう。 *「dolphin long can Jim shall by too low」は中国語の「大灰狼看见小白兔了(大狼がウサギを見つける)」と発音が似ている。 「チャイナネット」 2010年1月19日 |
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